このグラフは、2020/12endから2021/4MidleでのヤフオクのNS-1000M落札金額です。n=130。
縦軸は落札金額、横軸はSerialNuber。青丸は、配達対応。緑丸は落札者が直接引取(一部、出典者が近場へ配達)です。また、前提としてSerialNuberと販売年を「ハイファイ堂メールマガジン第664号https://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto_shohin/161021/index.htmlを拝借します。
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「ハイファイ堂メールマガジン第664号 京都商品部」によると「1974年から1997年に至る約23年間、約20万台販売されていた」とのことです。それでSerialNumberと販売年の推定をされています。
Serial_Nuber...販売年(推定)
140XX...1974
155XX...1975
246XX...1976
328XX...1977
453XX~470XX...1978
489XX~540XX...1979
611XX~736XX...1980
795XX~814XX...1981
921XX~1059XX...1983
1074XX...1984
3073XX...1989
3103XX...1993
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データとして除外したのは
・ウーハー分解点検やコンデンサ交換などの、高度な加工を施したものは除外
・外装板の張り替え、ピアノ塗装したものは除外
・ジャンク品は除外
グラフから一次的に読み取れるもの
・Serial10万台までは、新しいものほど、落札価格は上昇傾向にある。
・直接引き取りの場合は落札金額が減少する傾向にある。但し、混在する金額帯もある。
・30万台でも極端には、落札金額は上がらない。
・Serial Nuberで110965-301149の間の出展が無い。
考察
・グラフの特異点(SerialNumber 24331/落札金額92,092円)は、応札者が1人のみで競合していない。NS-1000M本体の状態も写真で見る限り、9万円相当には見えない。なにかしら、操作された可能性がある。
・ハイファイ堂メールマガジン第664号の記載でも、Serial Nuber 1074XXから3103XXは存在していない。また、ヤフオクでの出展も無い。そもそも、NS-1000M本体が存在しない可能性がある。
・NS-1000Mは生産終了してから20年(2021/4現在)を超えていて、新しいロットでも保存形態でその外観は変わり、落札金額に影響する可能性がある。
所感
私自身は、SerialNuber31万台のNS-1000Mで高度な加工を施したものを、即、落札しました。