Olasonic_TW-S9_カブト割り コンデンサは22000μF

Olasonic_TW-S9のアンプがどんなものかを知るために分解してみました。

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底面のネジを4箇所外す

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蓋は簡単に外れます

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本体側に、2系統のケーブル群

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ケーブルをはずした

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主基盤....大容量コンデンサはどこ?

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カブト割り、本体の側線にそって、はめんこであるのを無理矢理こじ開ける。ケーブル侵入口近辺を、ドライバーでこじ開け。スピーカーユニットの上にあるのがコンデンサ

 

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コンデンサは22000μFで、DigiFi_No13のアンプの10000μFに比べ大容量。

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ユニットは、メインとスーパーツイーターの2way。2wayである必要性は疑問。ちなみに帯域分離のための部品は確認できませんでした。アンプ側で既に変えているのか?

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YAMAHA NS-1000M落札金額とSerial Numberの関係

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NS-1000M落札価格とSerialNumberの関係[配達の有無]

このグラフは、2020/12endから2021/4MidleでのヤフオクのNS-1000M落札金額です。n=130。

縦軸は落札金額、横軸はSerialNuber。青丸は、配達対応。緑丸は落札者が直接引取(一部、出典者が近場へ配達)です。また、前提としてSerialNuberと販売年を「ハイファイ堂メールマガジン第664号https://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto_shohin/161021/index.htmlを拝借します。

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ハイファイ堂メールマガジン第664号 京都商品部」によると「1974年から1997年に至る約23年間、約20万台販売されていた」とのことです。それでSerialNumberと販売年の推定をされています。

Serial_Nuber...販売年(推定)

140XX...1974
155XX...1975
246XX...1976
328XX...1977
453XX~470XX...1978
489XX~540XX...1979
611XX~736XX...1980
795XX~814XX...1981
921XX~1059XX...1983
1074XX...1984
3073XX...1989
3103XX...1993

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データとして除外したのは

・ウーハー分解点検やコンデンサ交換などの、高度な加工を施したものは除外

・外装板の張り替え、ピアノ塗装したものは除外

・ジャンク品は除外

 

グラフから一次的に読み取れるもの

・Serial10万台までは、新しいものほど、落札価格は上昇傾向にある。

・直接引き取りの場合は落札金額が減少する傾向にある。但し、混在する金額帯もある。

・30万台でも極端には、落札金額は上がらない。

・Serial Nuberで110965-301149の間の出展が無い。

 

考察

・グラフの特異点(SerialNumber 24331/落札金額92,092円)は、応札者が1人のみで競合していない。NS-1000M本体の状態も写真で見る限り、9万円相当には見えない。なにかしら、操作された可能性がある。

ハイファイ堂メールマガジン第664号の記載でも、Serial Nuber 1074XXから3103XXは存在していない。また、ヤフオクでの出展も無い。そもそも、NS-1000M本体が存在しない可能性がある。

・NS-1000Mは生産終了してから20年(2021/4現在)を超えていて、新しいロットでも保存形態でその外観は変わり、落札金額に影響する可能性がある。

 

所感

私自身は、SerialNuber31万台のNS-1000Mで高度な加工を施したものを、即、落札しました。

 

ONKYO Speaker D-77NEとYAMAHA NS-1000M

ONKYO_D-77NEとYAMAHA_NS-1000M

ちょっと見た感じ、同じ...

相違点

ONKYO_D-77NEはバスレフ、スコーカーは有機系、アッテネータなし

YAMAHA_NS-1000Mは、密閉型、スコーカーは金属(Be蒸着)、アッテネータあり

YAMAHA_NS-1000Mのname valueは50歳以上には圧倒的。

 

同じところ

・出てくる音楽は、私にとって「同じ」!!。AMPはテクニクスSE-A1010Ver.3。ソースはjpopのハイレゾ音源。(MacBookTEAC UD301→テクニクスSE-A1010Ver.3)

注)評価対象のNS-1000Mはシリアル31万../ウーハー固着調整済み/ネットワークコンデンサ交換済み)

 

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オンキョー 2021年のONKYO Speaker D-77NE

YAMAHAのNS-1000Mをめざしたのですが、いま一つ合うのが無かったので、ONKYOのD-77NEを落札しました。

ONKYOのD-77NEの利点は

・ウーハー30cmクラスの国内スピーカーの中では2014年発売と、「最近」であること。[この記事を書いているのは2021/4]

・以前のオーナーがほとんど、使っていないと申告していること。

・オークションにしては、めずらしい定額でかつ安価だったこと。10万円以下(2台セット)。2014年の定価は175000円(1台)

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・D-77NEの気になるところは

もともとONKYOのD-77系列は

1986年/D-77/59800円(1台)
1989年/D-77XG58000円(1台)
1994年/D-77RX/62000円(1台)
1996年/D-77FRX/65000円(1台)
2003年/D-77MRX/72000円(1台)

となっていて、初めは59800円だったので

D-77NEの値付けが信用出来ないこと。

国内の30cmクラスのスピーカーが撤退しているので、希少価値として価格が設定されているとも考えられます。

 

・さて、肝心の音です。良い!!。低音は当然ウーハーがこなしているので、スコーカーが人の声を綺麗に再生しています。

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